親子の老後編集部

老後は海外移住でのんびり?海外移住におすすめの国5選!

暮らし

2017.12.8

海外旅行も身近になり、仕事で海外に赴任となって外国で暮らすことも珍しくなくなりました。老後は海外で生活したいと考える人も増えています。

日本は物価が高い国です。日本では年金だけで暮らすとなるとなかなか余裕のある暮らしはできませんが、物価の安い国で暮らせば年金の範囲内でゆとりのある生活をすることも可能です。

ここでは、海外移住におすすめの国を厳選してご紹介します。

海外移住先を決めるためのチェックポイント

観光で旅行に行くのとは違い、海外で住むときにはいろいろなことを考えておく必要があります。旅行で楽しかったからといっても、その国に移住して快適に暮らせるとは限りません。

1.生活費はどのくらいか。
仕事で海外赴任の場合は収入面でもいろいろと配慮してもらえますが、年金生活となると収入を増やすことはできません。また、退職者を対象としたリタイアメントビザで入国する場合は、空いた時間に現地で働いて年金の足しにするというようなことはできません。

物価が安い国でも、日本並みの快適な生活をしようと思うと現地での普通の生活よりもお金がかかる場合があります。移住先の住居費や食費などはどのくらいかかるか、きちんと確認しておく必要があります。

2.ビザの取りやすさ
日本から海外旅行に行く場合、ビザなしで大丈夫な場合がほとんどです。ただ、移住となるとビザが必要となります。退職者向けに比較的取りやすいリタイアメントビザを出している国もありますが、居住用のビザを取るのが難しい国もあります。

また、手間もかかりますし、費用もかかります。リタイアメントビザのある国は、退職者に来てもらいたいと考えている国なので、ハードルは低いでしょう。

3.治安はどうか
日本は安全な国ですが、海外では自分の身は自分で守らなければなりません。しかし、高齢になって治安の悪い地域に住むことは厳しいでしょう。安心して暮らせるかどうか、事前にしっかり確認しておきましょう。

4.日本人のコミュニティーはあるか
せっかく海外で暮らすのですから、現地の人と交流して現地になじんでいくのは大切なことです。ただ、実際の生活を考えると、日本人が多い地域のほうがいろいろな面で安心です。病院で日本語が通じたり、役所で日本語で情報を得ることができたりする地域を選ぶといいでしょう。

5.生活しやすいか
生活に必要なインフラはきちんと整っているでしょうか。ビーチリゾートに憧れて生活してみたところ、気候が暑すぎて体調を崩してしまったというようなこともあります。

公共交通機関は使いやすいでしょうか。お金があればどこにいてもある程度快適な生活ができますが、自分の予算でどの程度の生活ができるか、考えておきましょう。

海外移住におすすめの国5選

生活費やビザ、生活のしやすさなどを総合的に考えておすすめの国は次の5つです。

マレーシア

日本人が移住したい国ランキングで1位を続けておりシニア層を中心に人気の移住先です。

メリット
最大の魅力は物価の安さです。日本の約半分の生活費で生活できます。ただ、人気の上昇や移住者の増加の影響か、近年物価は少しずつ上昇しています。気候は温暖で、暮らしやすいと言えます。治安も比較的安定しています。

デメリット
ビザを取るのにかかる費用が高額です。
マレーシアでは、ロングステイをする外国人向けにMM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)というビザが発行されています。有効期限は最長10年となります。

50歳以上の人は、最低35万RM(約875万円)以上の財産証明と月額1万RM(約25万円)以上の収入証明または年金証明が必要とされています。そして、仮承認の後に、15万RM(約375万円)をマレーシアの金融機関に定期預金することが必用となります。この定期預金は2年目以降に引き出して使うことができます。

このように、MM2Hの取得にはまとまったお金が必要となります。もし年金額が月額1万RMに足りないようでしたら、在職中にMM2Hを取得しておくとよいでしょう。

フィリピン

フィリピンは他の国に比べてリタイアメントビザが取りやすいこと、比較的安い生活費でリゾートで暮らせることで人気となっています。

メリット
フィリピンのリタイアメントビザ(特別居住退職者ビザ、SRRV)を取得するためには、年金受給者は1万米ドル(約120万円)の定期預金と毎月夫婦で千米ドル(約12万円)の送金、年金がない場合は50歳以上なら2万米ドル(240万円)を外貨定期預金にすることが必用となります。
物価も安く、生活費の面でも、コンドミニアムに月3万円から暮らすことができます。

デメリット
銃の所有が一般的なので、銃を使用した犯罪が多発しており、治安はいいとは言えません。また、電気や水道などのインフラも日本に比べると弱く、生活に不便があるかもしれません。

タイ

タイも生活費が安く、リタイアメントビザが比較的取りやすいので移住先として人気のある国です。

メリット
生活費が安く、夫婦で6万円ほどで暮らすことができます。国民性も穏やかで、暮らしやすい国です。

タイのリタイアメントビザ(ノンイミグラントO-Aビザ)は、1 50歳以上なら預金残高80万バーツ(約270万円)以上、2 年金収入6万5千バーツ(約22万円)以上、3 預金残高と年金収入を合わせて80万バーツ(約270万円)以上、のいずれかの条件を満たすと取得できます。

デメリット
4〜10月はスコールと呼ばれる雨が多い雨季となるので、すごしにくい気候が続きます。近年はテロが多発しており、治安の面でも不安があります。

台湾

日本と変わらない快適な生活を送りながら日本よりは安い生活費で生活できることから台湾も人気があります。

メリット
インフラは問題なく整備されており、公共交通機関も発達しているので暮らしやすい国です。他の東南アジアの国に比べれば生活費は高めとなりますが、それでも日本よりは安く、夫婦で10万ほどで生活できます。親日家が多く、日本語が通じる病院やレストランも多くあります。食事がおいしく、外食費が安いこともメリットです。

デメリット
他の東南アジアの国に比べると生活費は高めです。特に、台北の不動産価格は高いです。

台湾には、日本人の退職者を対象としたリタイアメントビザがあります。55歳以上で、5万米ドル(約600万円)以上の預金残高があるか、年金受給者であれば取得できます。ただ、このビザは有効期限が180日で、延長するためには出国して手続きをしなければなりません。

台湾は、観光ビザで90日滞在可能で、一度出国して再入国すればさらに90日滞在可能になるので、わざわざ手間と費用をかけてビザを取らず、再入国を繰り返してロングステイしている人もたくさんいます。

インドネシア

インドネシアは1万7千以上の島からなる国ですが、特にバリ島が海外移住先として人気です。

メリット
物価が安く、コンドミニアムが5万円から借りられます。食費も安く、タクシーも80円から乗ることができます。だいたい月8万円ほどで生活できます。自然や文化が豊かで、外食も安くて充実しています。

デメリット
インフラは日本ほど発達していません。自然が豊かなぶん、虫なども多いです。

インドネシアのリタイアメントビザは、55歳以上で、月1500万米ドル以上の年金受給者が対象となります。現地に不動産を購入するか、指定の賃貸物件を借りることが条件となります。また、インドネシア人の家政婦を雇う必要があるので、全体として費用がかかります。

まとめ

年金とある程度の預金があれば、日本より安い生活費で暮らせる国はいろいろあります。
興味がある国があれば、さらに詳しい情報を収集して、憧れの海外生活への一歩を踏み出してください。

>>「老後は海外移住?移住の方法や費用、注意点などを分かりやすく解説!」はこちら

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