親子の老後編集部

シニアの関心ごと1位は健康!老後の健康のためにおすすめな趣味10選

趣味

2017.10.10

「老後の準備」といえば真っ先に思い至るのがお金のことでしょう。老後資金のことを老後を迎えてから考えていては当然手遅れです。
でも、ちょっと待ってください。老後の準備で考えることは老後資金だけでよいのでしょうか?

ソニー生命の「シニアの生活意識調査2016」によると、シニアの興味関心ごとのトップ3は、1位「健康」、2位「旅行」、3位「お金・財産」という結果となりました。
実際に老後を送るシニアにおいては、お金以上に健康や旅行などの趣味に興味関心があることがわかります。

このことから老後の準備においても、お金以上に健康や趣味に注意を払う必要があり、この準備を怠れば、本当に幸せな老後を手に入れることはできません。
ここでは、健康を維持するために今からできる老後におすすめな趣味をご紹介します。

身体を動かすことが健康維持の最大の秘訣

人間は身体を動かさないと動かせなくなってしまうということを家族を見ていくなかで思い知ることがありました。

田舎に住む祖父母は二人とも80歳を超えていますが、身体を常日ごろ動かしていることもあってか年齢のわりに元気な印象がありました。
家の庭にある小さな畑のようなものの世話をしており、家から離れたところにある大きな田んぼでお米も収穫していました。

変化があったのは高齢のため畑仕事をやめるようになってからでした。
それまで熱心に取り組んでいた農業がなくなってからはぱったり外出することもなくなり、起きて食べてテレビを見てというサイクルを繰り返していたのです。

結果、ある日を境に祖父がある病気を患い、祖母が世話をするうちに祖母も病気にかかりました。今では介護なくして満足に生活を送ることもできません。

人間は歳とともに身体機能が低下していきますが、適度に身体を動かしているとその低下速度を遅らせることができます。
したがって、老後になってからも身体を動かすことを続けることはもちろんですが、高齢になる前から始め、継続することが、とても大切になってくるのです。

運動により筋力が鍛えられれば転倒などの怪我の予防になりますし、肥満の解消や糖尿病、骨粗しょう症などの病気予防にも効果があります。
運動による爽快感はストレス発散に繋がり、気持ちを明るくするだけでなく、血液の循環が良くなるので、認知症予防にもなると言われています。
身体を動かすことは、肉体的にも精神的にも多くのメリットがあるのです。

老後の健康のためにおすすめな趣味10選!

身体を動かすことが健康維持に重要であることは前述の通りですが、老いる前から始めて、高齢になっても身体を動かし続けるためには、趣味にすることが最も継続できる方法です。

趣味というと、読書や音楽鑑賞のような身体を動かさないものもありますが、身体全体を動かさなくても手先や頭を使うだけでも健康維持に効果がある趣味も多くあります。

健康維持に効果がある趣味として、大まかに以下の3つに分類することができます。
A.運動として身体を動かすもの
B.運動ほどではないが身体を動かすもの
C.身体全体を動かさず手先や頭を使うもの

できれば、身体を動かすもの(AもしくはB)と手先や頭を使う物(C)をそれぞれ一つずつ趣味としてもっているとよいでしょう。AとCもしくはBとCといった具合です。
身体を動かすことで身体機能の維持につながりますし、手先や頭を使うことで認知症などの予防もできます。
老後になる前はAとCの趣味を持ち、高齢になってからは過度の運動を避けるためにBとCの趣味を持つのが理想的と言えるでしょう。

登山(Aタイプ)

比較的年齢層の高い人の割合が多い趣味が登山です。登る山によってレベルを調節することができますし、初心者でも無理せず始めることができます。有酸素運動で体力の維持向上を期待できますし、傾斜のある道や悪路を歩くことで普段使わない筋肉を使用し、足腰を鍛えることができます。山頂からの眺めは達成感と同時に感動も味わえます。

ジョギング(Aタイプ)

ジョギングは身体一つあれば始められるスタートの敷居が低い趣味です。家の近所から走り始めることができますし、短い距離のマラソン大会を目標にすれば初心者でも続けるモチベーションになりやすいです。心肺機能を鍛えることで基礎体力を向上させることができるため、健康維持にはもってこいです。

サイクリング(自転車)(Aタイプ)

ランニングや登山よりも足腰への負担が少ない運動です。足を直接接地させるわけではないので、身体を動かすのに不安がある人もリハビリ的な運動として始めることができます。移動できる距離が長く、景色を楽しめるのもよい点です。自転車があればひとまず始められる手軽さも特徴。

釣り(Bタイプ)

通える範囲に魚のいる川、池、湖、海があればなおよしです。時間をつぶすという意味では非常に優秀な趣味であるとともに、釣り場を変えることで老後の年齢に合わせた、体力に合わせた釣りのスタイルを確立できる点もおすすめな点です。釣りは身体を動かすだけでなく、集中力や判断力を求められるため、認知症予防にもつながります。

旅行(Bタイプ)

マイナビニュースが集計したアンケート「老後にやってみたい趣味」で、男女ともに圧倒的な得票数で1位を獲得したのが国内・海外旅行です。時間の制約がなくなった老後の機会にこそ、思う存分観光名所を巡れます。旅行では目的地への移動がともなうので、自然と歩く機会も増えて健康にも◎

ゲートボール(Bタイプ)

同じくマイナビ「老後にやってみたい趣味」で男女ともにベスト5にランクインした趣味。年齢を重ねると早起きになる傾向があり、朝の涼しい時間から無理なく身体を動かせる点も人気の秘訣です。チーム対抗戦のため人との交流が不可欠で、老後のコミュニケーション不足解消にはぴったりです。認知症対策にもなります。

盆栽(Cタイプ)

マイナビ「老後にやってみたい趣味」で男女ともにベスト5にランクインした趣味。一度始めると長く続けられる趣味で手間こそかかりますが、そこが盆栽の醍醐味であり楽しみです。ひとスペースあればよいので場所を取らず、また数日であれば外出できる点もペットを育てるよりも融通が利きます。手先を使い、盆栽をどう育てるかイメージすることで脳を使いアルツハイマー病の予防になります。

読書(Cタイプ)

費用対効果が比較的高い趣味です。個人差はありますが、古本の小説であれば百円ほどで数時間は楽しむことができます。出版されている本は膨大な数にのぼり一生をかけても読みきれるものではなく、生涯の趣味になり得ます。
また、読書はストレスを軽減する効果があることも研究で明らかにされていますし、前頭前野が鍛えられ痴呆防止効果もあります。

陶芸(Cタイプ)

時間を忘れて没頭できるのが陶芸です。自分の手で物を作ることの喜びを味わうことができますし、なにより陶芸には集中力が求められます。手先を集中して何かに打ち込むという点では、ほかの趣味にはない緊張感も楽しめます。
作業療法のリハビリにも用いられる陶芸は健康にもよく、自分で作った陶芸品は自慢の一品になることでしょう。

家庭菜園(Cタイプ)

自分の手で作り上げる楽しみといえば家庭菜園も外せません。育てたい、食べたい品種を愛情込めて育てていく時間は季節を越え、もしかしたら食べられないと思うほど愛着が湧くかもしれません。本格的に取り組むとなるとそれなりに時間を要する趣味なことも老後にはぴったりでしょう。お日様のもと身体を動かし、収穫したビタミンたっぷりの野菜を摂取することで健康維持もバッチリです。

まとめ

お金を貯めるだけが老後の準備ではありません。残り数十年の人生を元気に楽しく全うしてこそ意味があります。
心も身体も健やかな状態を保つために、身体を動かす趣味にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
老後だからといって小さくまとまるよりも、多趣味に忙しく生きるほうがきっと楽しい老後が待っています。

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