親子の老後編集部

高齢者を狙った詐欺の手口と被害に合わないための対処法・対策8選!

暮らし

2017.10.19

詐欺は犯罪です。
それにも関わらず、この社会ではビジネスとして利用をするような人もたくさんいます。

特に、高齢者は詐欺者にとって良いカモと思われており、一番に狙われます。
高齢者の特殊詐欺被害件数は11,401件(高齢者率は78%)。
特に、オレオレ詐欺の高齢者率は95.8%、還付金詐欺は93%にも上ります。

参考:https://www.npa.go.jp/sousa/souni/hurikomesagi_toukei2016.pdf

さて、高齢者にとって、そして、高齢の親を抱えるご家族にとっては悩みの種です。
その被害を受けないために、いったいどうすれば良いのでしょうか?

今回は、高齢者を狙った詐欺の手口と被害に合わないための対策をご紹介します。

1.突然民間企業からの電話!

突然知らない、自分とは関係のない会社から連絡が来たら、詐欺の可能性が高いです。
事例として、申し込んだ商品を贈るという事が一般的です。頼んだ覚えがないと言うと、急に裁判に持ち出すなどと言われてしまいます。

もし仮に本当に自分が注文したものであっても、またキャンセルしたとしても、急に裁判に持ち込まれるようなことは一切ありません。

また、その他の事例として、商品の方が先に送られてくる事例もあります。その後、受け取ったものの代金を求められることがあります。

対処法
対処法として、申し込んだ覚えのない物、頼んだ覚えのないものはしっかりと断るようにしましょう。このような送付け商法は消費者がお金を払わない限り、売買は不成立です。

万が一受け取ってしまった場合は商品を受け取った日から14日間待ち、その後送り主が引き取らなければ、消費者は代金を支払う必要がなく、商品を自由に処分する権利があります。

参考:http://kaiyaku.yabuuchi-office.com/2_2.html

絶対にお金を支払うのはやめましょう。

2.公的機関からの連絡や押しかけ!

民間会社からの電話があるように、公的機関と名乗る者からの連絡・押しかけもあります。手口としては「消防署の方から来た」というものです。確かに、消防署の方角から来たかもしれませんが、その人が消防署職員である可能性はほぼ0に近いです。

よく消火器なんかを売りつけてきます。条例で各家庭に一つ設置が義務付けられているなどなど、もっともらしい話を並べて買わせようとします。

対処法
そんな疑わしい人物に対する対処法として、まず身分確認を行いましょう。名前と所属を聞き、その場で消防署に連絡してみる素振りを見せると良いでしょう。

その他よく詐欺の手口で使われるのは「金融庁」「財務局」「消費生活センター」「証券取引等監視委員会」などです。このような公的機関の名前を聞いた時は疑ってかかりましょう。

3.シンプルなオレオレ詐欺にも油断しないで!

高齢者への詐欺の中でも最もシンプルなのがオレオレ詐欺。あまりにもあるある過ぎて、自分は絶対にひっかからない!っと思って油断している方も多くいるかもしれませんが、最近のオレオレ詐欺はかなり劇場型になっているのです。

被害者役の人、警察役の人、弁護士役の人などなど、様々な役割に分担された詐欺者がいて、相手に考える暇を与えず代わるがわる話してきます。本当に素晴らしい演技が多いので、だまされてしまうかも・・・。

対処法
対処法として、お金を振り込んだりする前に家族に連絡し、事実確認をしましょう。

4.当選型詐欺!

こちらは若い子もよくひっかかってしまう詐欺です。「おめでとうございます!○○に当選し、○○の権利を得ました!」という切り口が多いです。特に最近では老人ホームの不足のため、「老人ホーム入居権利の当選」というものがあるらしいです。

当選報告後、何日以内にお金を振り込まないと権利がなくなるとか、犯罪になるとかといったような脅し文句がきます。

対処法
対処法としては、他と同じようにお金を絶対に払うことなく、身に覚えがないの一点張りをし続けましょう。

詐欺に合わないための対策

①個人情報の管理

詐欺に合わないための対策として一番重要なのは個人情報をしっかり管理することです。
変なWebサイトやアンケートに答え、住所や電話番号を教えていないでしょうか?詐欺はそうして集めた個人情報を元に連絡してきたり、身に覚えのない物を送り付けてきます。

家族と話し合い、適切な個人情報管理を徹底することにしましょう。
もっとも、どれほど厳重に管理をしてもどこからか漏れてしまうのが個人情報。徹底しているからと言って油断は禁物です。

②家族と日々話し合う

日々家族と話し合うのは詐欺にかからないため、最も重要な手段と言えます。
自分の息子や孫の声を頻繁に聞くことで、オレオレ詐欺などの電話口から聞こえる声にすぐ違和感を覚えられる能力が身に付くはずです。

また、家族にしかわからない合言葉を設定しておくのも効果的です。最近では自分の息子の名前を名乗るオレオレ詐欺もあるので、合言葉を設定することにより、詐欺かそうでないかを判別できるのです。

③留守電を上手く活用する

最近の固定電話には詐欺防止用の音声が入っていることがありますが、もしも入っていない場合は留守電設定にメッセージを吹き込みましょう。

・在宅中でも未登録番号には応答しないこと
・名前と用件を言ってもらうこと
・不審な場合は警察に

これらの事柄を吹き込んでおくとより効果的です。

④ATM限度額の引き下げ

高齢の親を持つご家族はここまでの対策をしててもやはり心配ですよね。
その場合、親と話し合って、ATMの限度額を引き下げておきましょう。

この方法はリスクマネジメントなので、直接振り込め詐欺を対策するというわけではありませんが、設定金額以上の引き出しや送金、振り込みはできないので、被害を最小限に食い止めることができます。

最後に

一人暮らしの高齢者は人と話す機会もどんどん減っていき、明らかに周りが聞けばおかしいと分かるような詐欺話でも、優しく声をかけてくれたことが嬉しくて、相手に親切にしてしまい、結果、詐欺に合ってしまう可能性があります。

仮に遠方に住んでいても、ご家族ができるだけ毎日短時間でも声を聞かせてあげることが、高齢者が詐欺に合わないための一番の対策と言えるでしょう。

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