親子の老後編集部

高齢者を連れての旅行で気を付けたい8つのこと

趣味

2017.10.22

ソニー生命の「シニアの生活意識調査2016」によると、シニアの興味関心ごとで「旅行」が2位になっており(1位は「健康」、3位は「お金・財産」)、高齢者の旅行熱はますます高まっているようです。

ただ、実際に高齢者が旅行をする際には、ご家族と一緒に行かれる方が大半でしょう。
家族にとって高齢者を連れての旅行は、車椅子での移動や高齢者の体力などを考えると、少なからず心配事があるもの。

そこで今回は、高齢者を連れての旅行で気を付けたいことを8つご紹介します。

1.熱中症対策は万全に

まず、気を付けたいのは熱中症。毎年夏になると必ず死者がでるほど問題になります。
高齢者は体力がないので、熱中症にかかると手遅れになってしまう可能性があります。
したがって、しっかりと熱中症対策をする必要があります。

予防策としてはまず帽子をかぶること。これだけで熱中症だけでなく、日射病にも予防効果があります。そして、水分補給をこまめにしましょう。普通の水でもいいですが、スポーツドリンクなど、塩分や糖分も補給できると更にグッドです。

また、いざという時のために経口補水液も容易しておくと安心です。
熱中症になってしまった時の初動を間違えず、適切な処置を予習しておきましょう。

2.お寺や神社の観光はバリアフリーを調べてから行こう

お寺や神社は高齢者の好きな観光スポットのひとつです。
いっぽうで長い階段を上らないといけなかったり、車椅子ではそもそも参拝できないなんていうお寺がたくさんあります。長い階段といえば、香川県の金刀比羅宮が有名ですね。

そういった神社やお寺にバリアフリーがあるのかどうかを調べておきましょう。
また、車椅子で参拝可能かどうかも問い合わせるようにしましょう。

3.見学するところはなるべく少なめに

高齢者は若い人と違って体力がありません。そのため、自分が思っているよりも観光する場所を少なくしておきましょう。観光するだけでも結構疲れるのに、観光名所から観光名所まで移動する労力も結構かかります。

多少の疲労感は気持ち良いものですが、度を越してしまうと次の日も後をひきます。
高齢者の体力や体調を鑑みて、旅行プランを考えるようにしましょう。

4.病院やトイレの位置は必ず調べておこう

高齢者との旅行において、緊急の事態はつきもの。
持病のある親と旅行を行く場合、必ず病院の位置を調べておきましょう。

また、トイレの場所を知っておくと、大人用おむつの付け替えなどにも便利です。
加えて、一般的に高齢者の方はトイレが近いと言われています。旅行で無駄なストレスを感じさせないためにも、行く先々のトイレを確認しておくと、その心配はありません。

もしも車などで長時間の移動になってしまう場合は高速道路のサービスエリアやトイレのあるコンビニに多めに立ち寄るようにしましょう。

5.エコノミークラス症候群に注意!

エコノミークラス症候群は、長時間電車や車に座っていると具合が悪くなってしまう症状のことです。高齢者は体力がないからと長時間座りっぱなしでは、逆にエコノミークラス症候群になってしまう可能性があります。

なるべく長時間の移動は避けるべきですが、どうしてもしなければならない場合は、こまめに歩いたり、軽い運動をさせるようにしましょう。

6.予定やプランは余裕をもって

予定は詰め込み過ぎないようにしましょう。
何時の電車に乗って、待ち時間少なく電車を乗り換えて、目的地に何時に到着しよう!というような余裕のないスケジュール作りは避けましょう。

高齢者同伴では、思った以上に乗り換えなどにも時間がかかります。この時間帯くらいにお昼ご飯を食べて、食べ終わったら、ゆっくり次の観光地に向かうと言ったようなアバウトなプランの方が高齢者にとっては優しいのです。

せっかくなら観光名所を多く訪れたいものですが、高齢者同伴の旅行では、多くの観光名所をまわるよりも、一つ一つの観光名所をじっくり楽しむような予定にしましょう。

大まかな目標やプランは立てながらも、その場に応じ、臨機応変に立ち回ることも心がけましょう。

7.高齢者専門の旅行会社にツアーを委託しよう!

最近では要介護の方向けに旅行を企画してくれるサービスがあります。
JTBやHISなど大手の旅行会社でもありますし、要介護者向けを専門にやっている会社もあります。

要介護者向けの企画では、介護タクシーがついていたり、車椅子でも楽に旅行を楽しむことができたりします。また、一人一人の体調や体力に見合ったプランを考えてくれます。
自分の企画に自信がないという方は専門の旅行会社に頼んでみてはいかがでしょうか。

8.自分が楽しむことも忘れずに

高齢の親との旅行では、親のことばかり気にかけてしまい、ついつい自分が楽しむということを忘れてしまいがちです。親のお世話をしつつ自分も楽しむということは、親を楽しませるという意味でも大切なことです。

せっかくの旅行ですから、笑顔を忘れず、楽しい思い出をたくさん作りましょう!

>>「高齢者におすすめの国内観光地」はこちら

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